読書サークル 静かな力:内向型の人が自分らしく生きるための本 感想
AEKAさんの読書サークルに参加させていただいています。
というか、こちらに参加したくてブログを作りましたw
とてもいい本で、意気揚々と感想を書き始めたのですが、実際書いたらすごく難しくて、とにかく文章にまとまりがなさすぎて、とっちらかってます。。。
こんな記事を公開することもはばかれる気持ち120%なのですが、この本でもらった勇気と自信を支えに公開ボタンを押したいと思います。
今回の課題図書はこちらでした。
- 作者: スーザンケイン,グレゴリーモーン,エリカモローズ,Susan Cain,Gregory Mone,Erica Moroz,西田佳子
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2018/02/27
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
読んでみて
10代のときにこの本に出会いたかったなあ・・・
と思いました。
小学校中学年くらいから中学生くらいまで
内気な自分の性格について悩んでいたことを思い出しました。
私は、授業中に、あれ?おかしいな?と思ったこととか
もっと知りたい、と思ったことがあっても
誰かが話している最中に発言したりするのは苦手で
あとで聞こうとためておいたりするタイプだったのだけど
気になったらどんどんその場で手を挙げて話す子は必ずいて
でも、話している内容全然的外れなことばかり(失礼だけど私にはそう感じた)
例えば
·先生がすでに話していることを繰り返して聞いてるだけとか
·教科書読めば普通に(むしろ太字で)書いてあることを聞くとか
·「私それ知ってます!」言って説明しだしたりとか・・・
おかげで授業はどんどん脱線していって
先生も授業の内容をすべて説明できなくなって
「あとは各自教科書を読んでおいてください」
で授業が終わってしまったり
でも、授業中に発言することが評価される時代だったので
(偏差値よりも内申書が重要になってきた過渡期の世代です)
そういう子の方が成績がよかったりするということがなんだか納得いかなかったり。
割と負けず嫌いだったので、悔しくて、思ったことを臆せず話せる性格になりたくて
無理やりその子の真似をしてみたり、声を張れるように発声練習してみたりw
いろいろ思い悩んでいたなあと。
その子が筆者のいう外向型ということでよいのか分かりませんが
そういった経験が重なって、私の性格は間違っていて直さなくちゃいけない、という思いは10代のころどんどん強くなっていきました。
あえて人前に出る機会を自分に課したり、クラス行事でも目立つ役割に立候補したりと。おかげで学んだことはたくさんあるけれど、やっぱり本場の外向型には到底かなわなくて
劣等感を常にかかえていた10代だったように思います。
当時この本を読んでいたら
内気な自分を生かすことに気がつけて、もっと有意義な10代を送れたのかもなあ、と。
私も主人も内向型なので(私は両向型より)、普通に考えたら息子は内向型サラブレッド・・・
10代になったら、そっと本棚に入れておいてあげたい本です。
意外と逆に外向型になったりしたら、私と主人の性格を代弁する本として読んでもらおう。
外向型でも内向型でも、
人間って
①自分を自分らしい方法で表現できて
②それを他人から共感をもって受け入れられて
③他人から新たな気づきを得られる。
ということがすべてできたときに、幸せを感じるのではないかと思うのです。
内向型の人は、対面だと特にですが
表現方法が少しわかりずらかったり、その表現内容もまた奥深いので
共感してもらえる・受け入れられる機会が少なくなる気がします。
でも共感できる仲間と語りあう熱量はすごくて
普段から心のアンテナを高くしているので、非常に多くの新たな気づきを拾うことができるのではないかと思います。
そしてやはり感じるのは
自分なりの自己表現の方法を見つけたい、身に付けたい、ということだなあと。
とりあえず語彙力、つけたいです。
結論らしい結論もありませんが、素晴らしい本に出会えて幸せです。
あえかさん、ありがとうございます。
次の課題図書も楽しみにしています!