野菜と子育て
今年の夏、庭で野菜を育てました。
なす、ピーマン、ミニトマト、まくわうり、ゴーヤー
野菜のお世話をできるのは子供が昼寝してる間だけなので、ほぼ放置状態で。
毎日ちゃんとできたのは水やりくらいで
お野菜の苗達はたくさんの雑草に埋め尽くされてしまいました。どこにあるのかも分からないくらい。
こんなんじゃもう実はならないかなーと諦めつつ水だけあげていたら、最近になってみんな実をつけだしてびっくり。
背丈も伸びていなかったのに、人知れず一生懸命成長していたんだなあ。
生き物は、周りがどうこうしなくても、きちんと自分で成長していく力を持っているんだ、と改めて思いました。
育てるというより、育っていくのを邪魔そうなものを見極めて取り除いて、環境を整えてあげること。私にできることはそれくらいしかないんだなあと。
子供も、同じなのかなあ。と。
ごはんをキレイに食べてほしい、挨拶できるようになってほしい、優しい子になってほしい、
いつの間にかそんな私の願望を息子に押し付けていたような気がします。
そんなことは息子が自分で学んでいくこと。
自分に必要だと感じたときに、自らのタイミングで学ぶはず。
野放しにするわけではなく、私にできることは全力で環境を整えること。
私が伝えたいことを息子が学べる環境を整えること。
言ったって無駄なんですよね。
自分で感じないと。
そういう意味では、子供も大人も一緒で、人間ってそういうものだと思います。
子供に必要性を感じさせるにはどうしたらいいか。
試行錯誤。創意工夫。
育児はいつも頭が大回転です。